当日は前日から津島市を訪問していた秋田県大館市環境課の羽生氏も一緒に見学することになりました。最初に訪れたのは同市「さかえ団地」にある回収ステーションでした(写真1)。ここでは一般廃棄物の資源ごみの分別収集が整然と行われていました。小型家電の収集については現在“家電リサイクル法”の対象になっていないために「モデル地区用小型家電専用袋」という指定袋(写真2)により資源ごみとして別途収集していました。自治体が資源ごみとして直接小型家電を収集しているのは、津島市と福岡県筑後市・大木町・水俣市のみで、さらに指定袋で回収しているのは津島市だけとのことです。
このようにして収集した小型家電は同市の「鹿伏兎(かぶと)リサイクルセンター」に集められて、さらに分別作業が行われていました。写真3
や写真4 は、携帯電話、基板、計装品、AC
アダプター、等をケース毎にまとめている様子が窺えます。また、同市では蛍光管や電池も分別回収をしており(写真5,
6)、徹底したレアメタル資源回収への熱意が感じられました。
その後、同市のショッピングストアを訪問し、店頭に設置された回収ボックスの収集現場(写真7)を見学しました。この中にはタテ・ヨコ30
cm 以内の小型家電(デジカ
|
|
写真1 回収ステーション
写真2 小型家電回収用指定袋
|